残る歌には理由がある
ツアーが始まる少し前から取り組み始めた、特別支援学校の校歌制作。
ようやく最終工程まできました。
後は、学校側の判断を待つのみです。
私にとって初めての取り組みである校歌制作は、その難しさに何度も発狂しかけましたが(笑)、勉強になる事ばかりでした。
「みんな違ってみんないい」
との言葉があるように、
学校にはいろんな人がいます。
年齢差も幅広いし、性別も違えば、声の音域だって違います。
その中で、何十年と歌い継がれる校歌…
全校生徒が、きちんと歌う事の出来た曲は、他にあったでしょうか。
正直、学生時代「校歌がもう少しポップスのようなメロディーだったらなぁ」なんて思った事もありました。
しかし、自分が制作するという立場になって気づきました…
みんなが歌いやすい曲にする為に、
作家の方々が悩み考え抜いた末、
辿り着いたメロディーがあの校歌たちだったという事。
先日終了した『Picnic』ツアーで、
みんなで合唱した童謡「紅葉」だって同じです。
歌い継がれる歌には理由がある。
まぁその理由がわかれば、曲作りに苦労はしないですが。苦笑
やっぱり奥が深いです。